VG20 センチュリー








発売期間 1967(昭和42)年11月―1973(昭和48)年3月

昭和42年9月4日、S40系クラウン・シリーズがフルモデルチェンジを行った際にクラウンエイトのモデルチェンジが見送られ、 全く新しい車種「センチュリー」として9月25日に発表。

ここではフロントフェンダーにウインカーがついてない初期のものを前期、 1969(昭和44)年3月(VG20-11381以降)のM/Cでフェンダーウインカーが追加されたものを中期、 Aタイプが廃止されてエンジン出力が170PSになった末期のものを後期として説明します。

初代センチュリーとしてVG20からVG40系まで、基本構造は変わらない。
写真は前期のもので、昭和44年のマイナーチェンジで後期へ。フロントフェンダーにウインカーが追加される。 A、B、C、Dタイプがあり、後期でAタイプは廃止される。

発売当初の価格は238万円(A)、208万円(B)、228万円(C)、268万円(D)(東京)。


車両仕様 車両形式 VG20-A VG20-B VG20-C VG20-D
長さ(mm) 4,980
幅(mm) 1,890
高さ(mm) 1,450
車両重量(kg) 1,700 1,665 1,700 1,800
乗車定員(人) 5 6 6 6
車両総重量(kg) 1,975 1,995 2,030 2,130
ホイールベース(mm) 2,860
トレッド 前輪(mm) 1,520
後輪(mm) 1,540
重心高さ(mm) 550
最低地上高(mm) 175
最大安定傾斜角度(度) 50
最高速度(km/h) 170 160
舗装平坦路最大荷重時燃料消費率(km/l) 10.0 8.5 8.3
制動距離(初速50km/h)(m) 14
登坂能力(sinθ) 0.416 0.338 0.439 0.418
最小回転半径(m) 5.7
客室内測寸法 長さ(mm) 1,970
幅(mm) 1,520
高さ(mm) 1,110
空車時荷重分布 前輪(kg) 890 870 890 970
後輪(kg) 810 795 810 830
乗車時荷重分布 前輪(kg) 990 1,005 1,025 1,105
後輪(kg) 985 990 1,005 1,025
乗車時前輪荷重割合(%) 50.1 50.4 50.5 51.9
オーバーハング
バンパ除く
ボデー前端へ(mm) 755
ボデー後端へ(mm) 1,255
タイヤサイズ 7.35-14-6PR
タイヤ空気圧 前輪(kg/cm2) 2.1
後輪(kg/cm2) 2.1
乗車時タイヤ荷重割合 前輪(%) 94.3 95.7 97.6 105.2
後輪(%) 93.8 94.3 95.7 97.6



エンジン仕様 形式 3V(前、中期) 3V(後期)[3V-R仕様]
内径 × 行程(mm) 78×78
総排気量(L) 2.981
圧縮比 9.8 〃 [8.5]
圧縮圧力(kg/cm2) 12.5
最高爆発圧力(kg/cm2−rpm) 52−3,600
最高平均有効圧力(kg/cm2‐rpm) 10.08−3,600
最高出力(PS/rpm) 150/5,200 170/5,600 [160/5,600]
最大トルク(m-kg/pm) 24/3,600 25/3,600
全負荷時最小燃費率(g/PS-h‐rpm) 220−3,600
機関寸法 長さ(m) 0.782
幅(m) 0.700
高さ(m) 0.737
整備重量(kg) 225(A,B)、215(C)、235(D) 225
ピストンリング数 圧力 2
1



動力伝達装置 車両形式 VG20-A VG20-B VG20-C VG20-D
クラッチ 形式 乾式単板
クラッチ版枚数 1
ライニング(内径×外形×厚さ)(mm) 224×160×3.5
表張面積(cm2) 193×2
流体継手 形式 3要素1段2相式
制作会社 アイシン精機
変速機(括弧内は後期) 形式 4段オールシンクロメッシュ 3段オールシンクロメッシュ 前進3段全自動
操作方式 フロアシフト リモートコントロール
変速比 1速 3.673 3.059(3.257) 2.400
変速比 2速 2.114 1.645(1.642) 1.479
変速比 3速 1.403 1.000 1.000
変速比 4速 1.000
変速比 後退 4.183 4.079(3.553) 1.920
減速機 歯車形式 ハイポイドギヤ
減速比 3.545 〃(3.900) 3.900





センチュリーの塗装の概説(一部抜粋)

塗色には日本の誇る名所に原色を求めて、日本名を付けており、 標準色は下表のようになっています。

整備書とカタログで表記が異なる部分があります。括弧内はカタログの表記です。

車両形式 塗色名
VG20-A 神威 イターナル ブラック
平安 グレーシャス マルーン
富士 ノーブル ホワイト
VG20-B 神威 イターナル ブラック(神居エターナル・ブラック)
雲仙 ミスティ グレー
VG20-C、D 神威 イターナル ブラック(神居エターナル・ブラック)
平安 グレーシャス マルーン(平安グレーシァス・マルーン)
鳳来 ルーシット グリーン(M)(蓬莱(莱はくさかんむりに來)ルーシッド・グリーン)
雲仙 ミスティ グレー(M)
摩周 カーム ブルー(M)




ホイールキャップはVG30までこのデザイン。



フロントグリルのエンブレムの色でグレードが区別できる。画像はDタイプ。



VG21前期まではこのデザインの板ミラーで、1974(昭和49)年6月のM/Cで電動ミラーに変更。



VG35まではフロントフェンダー後方に「Century」のエンブレム。



ウインカーは3連のシーケンシャルタイプで、反射板が両サイドに。










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