UWG60センチュリー オープンカー
撮影日 2020.1.3
令和元年10月22日、即位の礼として即位礼正殿の儀と祝賀御列の儀(パレード)が行われる予定でしたが、 台風19号の深刻な被害を受けて、11月10日に変更になりました。
パレードの後に親謁の儀で使用された後、宮内庁から内閣府へ名義変更されたようで、「皇10」ナンバーから 普通の品川ナンバーに変わりましたが、パレードの日付が希望ナンバーになっています。 この後は東京オリンピックのパレードなど、皇室行事以外で使用されるようです。
ここではオープンカーの写真と、標準車との比較をしてみます。
オープンカー
標準車
フロントは特に大きな違いはありません、皇室ナンバーのベースがあるくらいです。
ボンネットのエンブレムの位置にフラッグポールのベースがあります。
外観では、トランクの「century」が無く、ハイマウントストップランプ が屋根がないのでとのカバー後部に移設してあります。
全長が標準車に比べて5mm長いのはおそらくこのためでしょう。 皇室ナンバーもライト点灯時にはナンバー灯で照らすんですね。そのナンバー灯がバンパーより後にはみ出していました。
リアガラスに張るのが一般的ですが、こんな目立つところに車庫証明を貼っています。
コンソールタワーにはアナログ時計のみでした。下半分がどうなってるのか気になります。
窓が無いようで、PWスイッチもありません。センターピラーからの吹き出し口もありません。
リアシートは角度が固定(25°)され、座面が4cm高くなっているようです。
シートの皺が標準車とは違うようです。ヘッドレストの形状も違います。
後席アームレストは形状が違うので倒れてこないような気がします。
ピラーがないので前席のシートベルトはシートバックから出てきています。
シートメモリーがついていません。センターに前席のパワーシートのスイッチがないところを見ると 手動か、固定かもしれません。オープンにした分のフロアの補強でそこらへんの空間にも影響しているのかと考えてしまいます。
当然、前席もドアにPWスイッチがありませんが、後席に比べてメクラが雑です。
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