1997(平成9)年4月
センチュリー誕生から30年経って初めてのフルモデルチェンジは施され、E-GZG50センチュリーになりました。
■1997(平成9)年4月 フルモデルチェンジ
●車両型式の記号解説
E | ― | GZG50 | ― | A | E | P | G | K | ― | X |
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53年排ガス規制 適合識別記号 |
車両型式 | 車種表示 | ボデー形状 | トランスミッション 形式 |
グレード | 原動機 表示記号 |
車内設定 形式表示 記号 | |||
E:等価慣性 重量1t超 |
G:トヨタ・ センチュリー |
E:セダン | P:4FAT | G:標準 | K:DOHC EFI 1GZ-FE |
X:デュアル EMVパッケージ | ||||
S:4CAT |
・外観
VG45型との寸法比較
・全高 +45mm
・フロントオーバーハング +10mm
・ホイールベース +15mm
・リアオーバーハング -25mm
・ラゲージ高さ +50mm (トランク容量 400L→500L)
全長、全幅の変更はないものの、室内空間の確保やトランク容量の拡大などで分厚くなった印象です。
グレードは標準のみで、オプションでデュアルEMVパッケージがあります。
ドアミラーがオプション設定されました。(フロアシフト車のみ)
外板色
・内装変更
内装色
カラーコード | |
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グレー(ウールファブリック「瑞響」) |
10 |
オーキッド(ウールファブリック「瑞響」) |
40 |
ブルーグレー(ウールファブリック「瑞響」) |
80 |
グレー(本革) |
10 |
オーキッド(本革) |
40 |
・1GZ-FEエンジン
■車両仕様
型式 | E-GZG50 |
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グレード | 標準(デュアルEMVパッケージ) |
車種 | FAT(AEPGK-X)、CAT(AESGK-X) |
寸法 | |
全長(mm) | 5,270 |
全幅(mm) | 1,890 |
全高(mm) | 1,475 |
ホイールベース(mm) | 3,025 |
トレッド 前(mm) | 1,575 |
〃 後(mm) | 1,575 |
室内長(mm) | 2,045 |
室内幅(mm) | 1,605 |
室内高(mm) | 1,185 |
最低地上高(mm) | 135 |
車両重量・定員 | |
車両重量(kg) | 2,000 |
定員(名) | 5 |
車両総重量(kg) | 2,275 |
性能 | |
最小回転半径(m) | 5.7 |
燃料消費率(km/L) | |
60km/h定地 | 12.8 |
10・15モード | 7.2 |
エンジン | |
型式 | 1GZ-FE (V型12気筒 縦置き) |
内径×行程(mm) | 81.0×80.8 |
総排気量(cc) | 4,996 |
圧縮比 | 10.5 |
最高出力([kW]PS/rpm) | [206]280/5,200 |
最大トルク([N・m]kg・m/rpm) | [480]49/4,000 |
機関重量(kg) | 253 (整備乾燥質重) |
点火順序 | 1-4-9-8-5-2-11-10-3-6-7-12 |
燃料タンク容量(L) | 95 |
動力伝動装置 | |
形式 | A342E型電子制御式AT |
変速比 第1速 | 2.531 |
第2速 | 1.531 |
第3速 | 1.000 |
第4速 | 0.753 |
後退 | 1.880 |
最終減速比 | 3.615 |
ステアリング形式 | ラック&ピニオン |
ステアリング歯車比 | 18.7 |
主ブレーキ形式(前) | 油圧真空倍力装置付 ベンチレーテッドディスク 4ポッド対向ピストン(シリンダ内径42.8mm×4) |
主ブレーキ形式(後) | 油圧真空倍力装置付 ベンチレーテッドディスク シングルポッドフローティングキャリパー(シリンダ内径38.1mm) |
サスペンション(前・後) | ダブルウィッシュボーン式エアばね(独立懸架) |
タイヤ | 225/60R16 98H |
ホイール | 16×7JJ+45 |
純正オプション品はこちら→「GZG50センチュリー 純正オプション」
□1998(平成10)年11月、一部改良
平成10年騒音規制適合車(アイドル規制車)GF-GZG50になりました。
□2000(平成12)年1月、一部改良
平成12年排ガス規制25%低減レベル適合でTA-GZG50になりました。
エレクトロマルチビジョンが大型・ワイド化されました。
ナビディスクがCD-ROMからDVD-ROMに変更されました。
□2001(平成13)年5月、一部改良
マイナスイオン発生装置が全車に標準装備されました。
運転席側サンバイザーにカードホルダーが設定されました。
空気抵抗減少→走行安定性の向上、風切り音低減などを図り車底部の樹脂カバー類が追加されました。(以下、一部)
↑変更前
↑変更後
○フロントタイヤ前フェアリング(フロントホイールオープニングエクステンションパッド)
○エンジンアンダーカバーNo.2(フロントサスペンションメンバーロワープロテクター)
■2005(平成17)年1月
平成17年排ガス75%低減レベル・平成22年燃費基準達成、6AT化、LEDテールランプ、装備などの仕様変更でDBA-GZG50(中期)へ。